映画『恋する女たち』は1986年12月から上映された東宝の正月映画です。
この恋する女たちは当然主演の斉藤由貴さんや、共演の高井麻巳子さん、相楽ハル子さんの映画として観るのですが、昭和の金沢の雰囲気を楽しむのも良いものです。
映画『恋する女たち』で金沢の女子高生を演じる斉藤由貴
大森一樹監督による斉藤由貴さん主演3部作の第1作目が『恋する女たち』です。
初代スケバン刑事を演じていたのとは違い、普通の高校生を演じている斉藤由貴さん。
昭和の金沢の町の風景とマッチした素朴な女子高生は、青春時代のすばらしさを生き生きと感じさせてくれます。
正月映画らしく共演者も華やかで、同じ女子高生としてスケバン刑事Ⅱの相楽ハル子さん、おニャン子クラブの高井麻巳子さん、柳葉敏郎さん等々。
共演者には大御所の星由里子さん、スケバン刑事Ⅱの蟹江敬三さんもいて映画を引き締めています。
映画『恋する女たち』の中で好きな場面
『恋する女たち』は楽しい正月映画です。
人を飽きさせない楽しい作りになっているので全てが良いのです。
たとえば、以下の場面など。
1.野球場行きのバスの中での会話
年下のボーイフレンドと野球場行きのバスの中での会話。
(菅原薫)ぼくはヤクルトが好きです。
(斉藤由貴)飲み物ではなくて野球が好きかと言っているの!
どっちが野球オンチなんだろう・・・・
2.美術館の喫茶店での会話
斉藤由貴さんと柳葉敏郎さん(二人は同級生)が美術館の喫茶店で、柳葉敏郎さんの他校の女子高生との恋バナをしているところ。
斉藤由貴さんの実際の思いは言葉に出さず『テロップ』で表現されているところ。
恋する女性の思いは複雑です・・・
3.学校からの帰りに歩いた川岸での会話
(小林聡美)あんたが恋する女から恋される女になるのを、わたしも密かに待っている・・・・
(小林聡美さんは別学年の同級生?きれいになった斉藤由貴さんを描きたいと思っている)
映画『恋する女たち』をすすめる人
固いことを言うと映画『恋する女たち』は20歳以上の方がおすすめかなあと。
- もちろん斉藤由貴さんのファンの方
- 高井麻巳子さんや相楽ハル子さんのファンの方
- 昭和の金沢の雰囲気を味わいたい方
- 若い女性の心を知りたい方
- 楽しい映画を観たい方等々
『恋する女たち』は映画の最初から最後まで楽しめる正月映画です。
さすが大森一樹監督、映画のはじまりの掴みはバッチリです。
また、斉藤由貴さん、高井麻巳子さん、相楽ハル子さんの美しい晴れ着姿での野点の会の場面。
きれいです。
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